悲しみは二度と

その人たちには、夢があった
明日への希望を持っていた
頭の中で描いていた日々が来るはずだった

しかしそれは、突然に、あっという間に
奪われてしまった
欲望にかられたほんの一部の人の
誰も望まなかった
何も顧みない行為によって

「もっと生きたかった、夢を叶えたかった」
夢も希望も生命も棒に振らされた
その人たちは、そう思っていることだろう

残されたわずかな人々は
夢をその人たちの分まで叶え
そして、誰よりも祈っている
痛ましい過去が繰り返されないことを

時は常に動き、歴史は古くなり
人は死に、いつしか過去を知る人は
いなくなるだろう

辛いと思いながら
一生懸命に過去の行為の悲惨さを伝えようとする
その残された人々の努力を無駄にしないために
新しい時代を生きていく私たちが出来ることは
更に新しい時代を生きていく人へ
過去の行為を伝えていくことだろう

「歴史は繰り返される」この言葉が
このことは、あてはまらないようにするために

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