道端に咲く花

道を歩いていました
ふと、地面に目をやってみると
一輪のたんぽぽが咲いていました
人に踏み潰されているようにも見えたけれど
それでも、力強く咲いていました

少しばかり時が過ぎて
また、ふと、地面に目をやってみると
たんぽぽは、綿毛になっていました

私は思いました
「花っていいな」と
私は祈りました
「次もきれいな花が咲いてくれますように」と

頑張って咲いた花はとても素敵です
その頑張りが、人を幸せにさせるのですから

その頑張りが通じたとき花はこう思うのでしょう
「厳しい季節を耐えたのは無意味じゃなかったんだ」と

人も花に負けないように、頑張らなければいけないのでしょう
みんながみんな頑張れば、結果は出るのだから…

花に教えられたなあ…と思いつつ
私は道を歩いていきます
今日も明日も…


〜きっかけ、後書きなど〜 (ドラッグで反転すると見られます。)
またもや、初期の頃の詩です。
とある方からリクエストを受けまして、その頃の季節の花だった
たんぽぽをモデルにしてみて詠んでみました^^

個人的にこの詩は今でも気に入っています♪


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