最期の幸せ

目を閉じてしまえば
全てが終わる気がする
生きてきたことも

「悔いはない」
そう思える生き方だったかと
自問自答する今

「始まりがあれば終わりがある」
でも、この世に終わりがあるなんて
想像できなかった

全ての人の涙を呑み
悲しみを請け負うことも
今の私にならできる気がする

生きた証に
この言葉を残せるのなら

一日を生きていることができる
それが幸せ、という


〜きっかけ、後書きなど〜 (ドラッグで反転すると見られます。)
枢ちゃんから、お題をいただきました。第7弾です。
テーマは、「奏でましょう 最後の詩を」で、期待外れな感じに…。

一瞬、歌の歌詞っぽくしようとも思ったのですが
上手くできそうにもない気がしたので普通の詩にしました(ぁ)

人生の終わりのつもりで詠んだつもりですが
見直してみると、人類滅亡の時にも見えなくないですねw


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